痛み

帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛

痛みを感じる発疹が急に出てきたら要注意です。もし帯状疱疹であった場合、放置しておくと神経痛や神経麻痺が残ることがありますので、必ず皮膚科専門のクリニックを受診しましょう。通常、顔や体の左右どちらかに、ピリピリと刺すような痛みが出てきます。そして帯状に、やや隆起した赤い発疹と水疱が現れます。これに由来して「帯状疱疹」という病名がついています。

原因は体内に潜伏している水ぼうそうのウイルスの活性化によります。実は、生涯のうち1~2回は誰もが経験すると言われるほど一般的な病気です。早期に治療することで、症状を軽くし、合併症や後遺症である帯状疱疹後神経痛を防いだり、軽くすることができます。帯状疱疹かなと思ったら、早めに皮膚科を受診してください。

口唇ヘルペス

単純ヘルペスウイルスに感染することが原因です。口の周りに、チクチク、ピリピリ等の違和感や痛みが生じ、赤みと小さな水疱が出来てきます。場合によっては鼻や頬・おしり等に出来ることもあります。普段の時はウイルスはじっと潜伏しており、ヘルペスの症状は出てきません。

しかし一旦、ストレスや疲労、風邪や紫外線の浴びすぎなどで免疫力が低下すると症状が出現します。治療にはウイルスの増殖をおさえる効果的な飲み薬(抗ウイルス薬)がありますが、ウイルスを完全に殺すことはできません。そのため口唇ヘルペスは繰り返すことが多く、前兆を感じたらすぐに治療をするのが一番です。早く治療を開始するほうが症状の回復も早いと言われています。

キズ(切り傷、すり傷、刺し傷など)

あまり知られていませんが、切り傷、すり傷、刺し傷や犬猫など動物の咬み傷や掻き傷にいたるまで、皮膚の「キズ」や「ケガ」は、実は総合病院などにおいても皮膚科形成外科で治療する場合がほとんどです。

一般の方は、いわゆる「外科」の先生がこのような治療を行っているとイメージされることが多いようですが、実は外科では主に内臓の癌などの外科手術を行っており、体表面のキズは皮膚科や形成外科といった科の先生が外来で多く担当しており、より効果的な塗り薬やドレッシング(包帯などの処置)などの知識や技術を豊富に持っています。

キズはうまく処置しないと一生目立って残ってしまうことも少なくありません。また傷のあとの黒ずみなどにも出来るだけ早く薄くする方法もあります。是非ご相談下さい。

ヤケド(火傷・熱傷)

この項目を読まれている場合、今まさにヤケドしてしまったという方もいるかもしれません。まず、患部を徹底して冷やしていただく事をお勧めします。衣服は着たままで良いので冷水やアイスノンを用いて冷却します(30分~1時間程度)。水ぶくれが出来てもなるべくそのままの状態で、すぐに皮膚科を受診してください。

ヤケドは熱によって皮膚や粘膜を損傷しています。熱の達した深さによってⅠ~Ⅲ度に分けて考えるのですが、それぞれ最適な治療方法が異なってきますので、なるべく跡(痕)を残さないためにも自己判断せずに専門医に診て貰いましょう。また診療の経験上、湯たんぽなどによる低温ヤケド(低温の方がグリルのように奥まで熱が浸透しているため)も非常に多く、治るのに大変な時間がかかります。そのため私は個人的に、湯たんぽは使用しないように指示しています。また、広範囲にヤケドしている場合は、全身的な応急処置が必要なため、大きな病院へ直ちに搬送する対応を行っています。

トゲ

トゲは自己流で無理やり取ってしまうと、取り残してしまったり、傷口が広く・深くなったりすることがあります。とくにお子さんの場合は、痛みで泣き叫ぶことはもちろん、針・ピンセットを使うことにも強い恐怖感を感じます。また、さらに悪いことに傷口から雑菌が入り込み患部が腫れ上がってしまうことにもなりかねません(二次感染といいます)。

このような場合は、プロの皮膚科医にお任せください。専用のルーペやダーモスコピー(皮膚を拡大観察する医療機器)でトゲの刺さった方向を確認し、滅菌された適切な器具を用いて処置を行います。痛みが強い場合には麻酔も施行できます。何より自分で「無理をしないこと」です。少し試してみて、ダメだと感じた場合には受診されてください。

おでき(毛嚢炎・せつ・よう・炎症性粉瘤)

一般に皮膚にできる赤く腫れ上がったしこりや膨らみで、痛みを伴うものを「おでき」と言うことが多いようです。クリニックにも「おできが痛い」という訴えで来られる方がたくさんおられます。その原因は皮膚の内側に雑菌が入り混んでしまって炎症を起こすことにあります。

ただし、実際には「おでき」と呼ばれているものにも、「毛嚢炎」「せつ」「よう」と呼ばれる毛根から細菌感染を起こしたものや、「粉瘤」と呼ばれる垢の溜まった袋状の腫瘍に感染を起こしたものなどがあります。治療は、症状が軽い場合は化膿止め(抗生物質)の内服と外用で行いますが、悪化して膿が溜まった場合は切開などの方法で溜まった膿を出す処置や摘出手術が必要になります。当院では、これらの症状についても積極的な外科的治療を行っています

爪のトラブル

爪が割れた、変形した、痛い、菌が入って爪の周りが腫れている、といった爪の症状も全般にわたって皮膚科で治療を受けることが可能です。原因を調べ、痛みを取り除き、爪の形を矯正したりする方法もさまざまなものが用意されています。

爪のトラブルは、外見上の問題だけでなく、痛みで生活の質が大いに低下してしまいます。そして、意外に悩んでいる方の多いトラブルです。特に食い込んだ爪の痛みが、何度も繰り返している場合には、是非一度当院を受診されてください。そのような場合の小手術には自信を持っております。また爪が白く濁る、ぶ厚くなる等の爪の水虫(爪白癬)についても、治療を積極的に行っています。以前は飲み薬しかありませんでしたが、最近は内臓への負担も少なく効果の高い塗り薬も出来ておりますのでご相談下さい。

ウオノメ・タコ

ウオノメとは、通常成人の足の指や裏にできる、皮膚の角質がぎゅっと米粒のように硬くなった皮膚病変で、歩行などで圧迫されるとかなりの痛みを伴います。中心に魚の眼のような芯が見えるので、ウオノメと呼ばれます(正式には鶏眼といいます)。

芯がなく全体的に硬くなった場合はタコと呼ばれていますが、原因は同じです。歩き方や姿勢などにより、特定の部位に繰り返し強い圧迫が加わると、このような病気なります。当院ではなかなか治らない人のためにウオノメ・タコ削り専門のフレーザーと呼ばれるドイツ性超小型医療用ドリルを用いたり芯をくり抜く手術なども行っておりますので、ご相談下さい。

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