ヒアルロン酸

ヒアルロン酸とは?

人体形成に不可欠なヒアルロン酸の役割

治療技術の進歩とともに、患者様の生活の質を高め心身の健康を取り戻すアンチエイジングも医療機能に求められるようになりました。皮膚科領域では「美」と「健康」の両立を目指す考えが浸透するに伴い、「ヒアルロン酸」という言葉を見聞きする機会が増えてきました。

スキンケアなどに含まれる保湿成分としてすでに知名度の高いヒアルロン酸ですが、「医療とヒアルロン酸」と聞いてもピンとこない方がいるかもしれませんね。そこで、「ヒアルロン酸とは?」について簡単に解説しましょう。
ヒアルロン酸は体内のあらゆる部位に存在する、保湿力・水分保持力に優れたゼリー状の物質で、人体を構成する無数の細胞同士を結合させ一定のカタチとして維持するために不可欠な成分です。このヒアルロン酸は眼球のなかの硝子体から発見されたのですが、高分子のヒアルロン酸の直接注入が関節の痛みや炎症、軟骨の摩耗抑制などに著効を示し、しかも副作用もないと認められたことで、1980年代より変形性膝関節症など関節系の疾患への適応剤として広く用いられるようになりました。ヒアルロン酸が作られてから数十年が経ちますが、美容よりも先に整形外科やリウマチ科等の疾患治療に深く関わってきたことは興味深いですね。

美容医療でのヒアルロン酸治療

老化のメカニズムを知る

若いころの肌の潤いやハリ、ツヤはヒアルロン酸の高い保水力に支えられています。ところがヒアルロン酸は加齢とともに減少してしまい、目元から頬にかけてのたるみ、ほうれい線、眉間のしわ、表情じわなどに表れてきます。50代のヒアルロン酸量は20歳の約半分、60代ではさらに半減するともいわれていますが、ここで大切なのは、老化現象は皮膚の表面にのみ起こるのではなく、顔の内面に変化が生じていることのメカニズムを知ることです。

例えば骨格です。

  • 「骨格」―損失・後退
    高齢による骨密度の低下で、骨格が下方に崩れ眼窩が拡大。フェイスランが曖昧化しあごが痩せ、口元のしわに表われます。
  • 「筋肉」―肥大・拘縮
    表情筋の減少、SMA筋膜のゆるみなど筋肉層の衰えによって、皮膚そのものを支える土台が崩れます。
  • 「皮下脂肪」―減少・下垂
    脂肪細胞の老化によって重力に耐えられずに垂れ下がるなど、脂肪量の増減がたるみを助長することになります。
  • 「皮膚」―しわ・下垂・皮膚質の悪化
    乾燥や紫外線などの外部からのダメージは、繊維芽細胞の生成機能を衰えさせる他、コラーゲンやエラスチンの減少・劣化で肌表面を陥没させます。

顔

たとえば近年若い世代でも増えつつある「ほうれい線」。一般的には紫外線など外部環境 に影響される真皮層の変性や、肌細胞機能の低下で保湿物質が不足することによる乾燥小じわなど真皮の働きにばかり目を向けてしまいがちですが、実は「骨格の損失」「筋肉の拘縮」「皮下組織の減少」「皮下組織の下垂」「皮膚の下垂」などむしろ内面の変化が立体的に影響しあうメカニズムが分かってきました。

3Dメイクの実践

「骨格」「筋肉」「皮下脂肪」「皮膚」を構成しカタチを維持する成分の1つがヒアルロン 酸です。美容医療でのヒアルロン酸治療は、皮膚を表面から修復するのではなく、顔全体のバランスに視点をもって、内面からの立体的なアプローチ「3Dメイク」で改善を促すものです。
例えば目の下のくぼみやくすみのある個所にハイライトを塗ると明るくふっくらとした立体感が得られますし、チークの色の入れ方を工夫するだけでも若々しい印象を醸し出します。
皮膚の老化だけではありません。低い鼻を修正したり、丸顔や狭い顎をシャープなバランスに整えるなど、ヒアルロン酸皮膚充填剤は広範囲な美容医療に対応しています。

メスを使わないアンチエイジング「ヒアルロン酸注入」

ヒアルロン酸は美容外科手術と異なり、メスを使わず肌の気になる部位にピンポイントで注入します。ヒアルロン酸の注入後、肌がリフトアップすることで自然なボリューム感が蘇り、ほうれい線を目立たなくする効果が生まれます。また、保湿力も加わることでハリと潤いを備えた美肌効果も持続します。
数分の施術時間で痛みはほとんどなく、求める美しさをその場で確認することができる理想に近いアンチエイジング手法の1つといえます。

当院のヒアルロン酸注入施術の特徴

自然な仕上がり効果と高い安全性

「最近キレイになったね」より「昔から変わらないね」の印象を大切にする―。当院がポリシーとしているのは、周囲の人たちが施術に気づかないほどの自然な仕上がりです。形作られた若さではなく、若いころのご自身の顔に時計の針を戻す、といえばイメージしやすいでしょう。

施術は丁寧に時間をかけ、患者様にはデザインを鏡で確認していただきながら注入していますので、表面の凸凹や想像していた仕上がりと違うといった術後のトラブルはありません。
また、当院のヒアルロン酸皮膚充填剤はFDA(米国医薬品局)はもちろん、厚生労働省の厳しい審査で承認を受けているアラガン社※の正規品のみを用いて、安全性と有効性を確保した施術を実施しています。

→アラガン・ジャパンのサイト

カウンセリングを重視した患者様本位の施術

ヒアルロン酸注入施術は患者様一人ひとりにオーダーメイドの治療です。当院では患者様に最大の満足をご提供するコンセプトの下に、患者様へのカウンセリングと丁寧な治療説明に心がけています。また、施術にはプライバシーに配慮した優しい色調の個室をご用意し、緊張を和らげ寛いでお過ごしいただけるよう院内環境の最適化にも努めています。

ヒアルロン酸治療7つのポイント

Point 1
不自然に形成するのではなく、若いころのご自身の肌を取り戻すような自然な仕上がりが特徴。
Point 2
患者様の満足度を最優先に、数多く揃えた針の中から部位や状態、施術に最適なゲージを採用。
Point 3
デザイン重視の考えから、それぞれの部位・個別性に最適なヒアルロン酸を使用。
Point 4
内面から肌を持ち上げることで、深いしわ、ほうれい線を解消。
Point 5
目の下のくぼみ、たるみにも
Point 6
ヒアルロン酸のメリットを活かし、納得の仕上がりに「分解・修正」※する修正注入技術。
Point 7
1~3日程度の短期間ダウンタイム(通常の日常生活に戻るまでの時間)。

ヒアルロン酸注入施術のよくある質問

施術を決める前に、カウンセリングを受けることはできますか?
患者様の気になる個所、お悩みについてカウンセリングを行い、改善へのアドバイス をしています。また、事前の綿密な打ち合わせで仕上がりのイメージを確認し、患者 様に十分に納得をいただいた上で施術を行っています。
自由診療なので費用が気になるのですが…。
施術の部位や状態、選択するヒアルロン酸注入剤の種類、分量にもよりますが、一般的なほうれい線のヒアルロン酸注入の場合、1本(1cc)60,000円~が目安となります。
ヒアルロン酸にもメーカーによって種類があると聞きましたが…。
現在は多くの製薬メーカーからシワの状態や種類、部位等に応じたヒアルロン酸が販売されています。当院ではFDA(米国医薬品局)はもちろん、厚生労働省の厳しい審査で承認を得た唯一のヒアルロン酸皮膚充填剤を使用し安全性と有効性を確保しています。
施術中の痛みはありますか?
最適な針を選びクリーム状の麻酔を使用することで痛みや出血はほとんどありません。
アレルギー反応などのリスクは?
施術で使用するヒアルロン酸は非動物性由来のバイオ技術で生産されており、コラーゲンのようなたんぱく質によるアレルギー反応やBSAへの感染リスクはありません。
その他の副作用はありますか?
まれにはれや毛細血管からの内出血が見られますが、概ね1週間以内に治癒し自然な仕上がりになります。また、注入部位がしこりのように固くなるケースもありますが、数週間以内に自然に馴染んできます。もちろん、外見上しこりはわかりません。
施術後の通院は必要ですか?
施術の2週間後に来院いただき、リタッチ再診を行ないます。患者様のイメージされた仕上がりになっているかをチェックし、気になる個所はその場で修正することができます。また、修正時に初回の施術で残ったヒアルロン酸をお使いいただくことができます。
ヒアルロン酸注入の効果は、どれくらい持続するのでしょうか?
注入個所、ヒアルロン酸注入剤の種類、個人差はありますが、院長小谷の施術においてはほとんどの症例で半年~2年程度の持続が認められています。
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